【今日のゲーム用語】「月額課金」とは ─ 時間単位の料金体制からの変革

ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「月額課金」です。

月額課金とは、主にオンラインゲームなどに見られる、料金を支払うことにより一ヶ月プレイ出来るという課金制度です。オンラインも楽しめるA・RPGとして名を馳せた『PSO』や、PS3で好評を博した『FFXI』、PS4でプレイしている人も多い『FFXIV』など、家庭用ゲーム機を用いるオンラインゲームにもこの制度を利用したゲームは数多くあります。

MMORPGの黎明期には、月額課金ではなく時間単位で料金を支払うという課金制度を採用するゲームも多々ありました。しかしそのスタイルは徐々に廃れていき、月単位となる月額課金へとシフトしていきます。またゲームによっては、3ヶ月や半年など、長期分をまとめて払う代わりに金額を安くするサービスの併用もポピュラーでした。

今も、前述した『FFXIV』のように月額課金を行っているオンラインゲームもありますが、数の上では「基本無料」というサービス形態が大きくシェアを伸ばしています。これは、冒険を便利に進めたり時間を置かずにプレイし続けられるアイテムを有料で販売しており、そのアイテム販売で利益を求めるスタイルとなります。家庭用のゲームでも見受けられますが、PC向けやスマホ向けなどで特に多く、現在の主流と言っても過言ではありません。

ドラクエ10 RMT

リネージュ2 RMT

RO RMT